home > gallery > にしおゆき×則武有里「の カケラ」
にしお1

にしお2


「の カケラ」


展示内容

陶カケラと拾い物/ にしおゆき
古布カケラ/ 則武有里

則武有里さんが作っている沢山の植物のアップリケとにしおゆきの陶人形を展示する「花の途中と世界のかけら」vol.3 を予定していましたが、則武さんの植物のアップリケは実際に近くで見てもらいたい作品で、殆どが非売品です。新型コロナ感染拡大により今回の展示は難しいと判断しました。

それではリモートで・・というわけにもいきませんので、また安心して遠方からもお越しいただけるようになりましたら、また必ず倉敷で開催することに致しましょう。その代わりに「今の気分に寄り添えるようなもの」「通信販売に対応できるもの」を作る企画に変更することにしました。

二人で相談して「花の途中と世界のかけら」のスピンオフ編として「の カケラ」という展示をすることにしました。

則武さんは外国の古いシーツや、日本の紅花染や藍染の古布のはぎれを大切に集めています。それを使って植物のアップリケを作っているのですが、それとは別に、何とは呼べないような、綿を入れてチクチクと縫った小さいねずみ用の枕みたいなものや、ふにゃふにゃとした布製の指輪とか、糸を集めて束ねただけの房とかも作っていて、それはそれはとても愛しいものです。そばに置いて眺めるだけでも嬉しくなるし、時々つまみ上げて柔らかい感触を味わっていると安心してくるようで、お守りみたいです。それに私の土でひねった動物や人形や海で拾ってきた貝殻などを一緒に合わせて、箱に入れて展示販売してみようと思います。箱を覗き込んで、カケラをつまみ上げ、出したり、入れたり、並べたりして、和んでいただけたら幸いです。    おるがん社 にしおゆき


●日時 2021年 6月5日(土) − 7月1日 (木)

月曜休 11:00~16:00(変更があるかもしれません)
倉敷意匠アチブランチ