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縄文の造形展


縄文2

「ART OF JOMON - 縄文の造形展」

一万三千年間も継続した縄文時代において、人々は急激な温暖化や冷涼化といった環境の変化にも個性的な適応力を見せながら、日本列島各地域ごとの集団構造や精神文化を発達させてきました。もちろん、総体的には安定的な狩猟採集社会を維持していたとしても、その時代に生きることがいかに過酷であったかは、容易に想像出来ます。
しかし今、遥かな時を越えて残り伝わってきた土器や石器などの遺物を目の前にすると、現代とは別種の、暮らしの豊かさを感じてしまうのも事実なのです。実際に手に取ってみれば、必要に迫られて工夫を繰り返した生活道具にも、望みが叶うようにと祈りを込めた祭祀具にも、その機能の追求だけでは説明しきれない労力が注がれていることに気づくはずです。ただ用途を満たすということを越えて、自分の手で作り出すことの喜び、表現することの満足を感じていただろうことが窺えるのです。そして、その気持ちは、今を生きる私たちに、そのまま受け継がれているのではないかとも感じます。
縄文時代が、エコロジカルな思考の上に成り立つ理想的なユートピアであったというような、極端な美化は避けたいと思うけれど、暮らしの端々で、その時代なりの、平和や幸せを感じながら暮らしていたことは、本質的には今の私たちと何も変わりないのではないかと思うのです。


亀ヶ岡式の小壺を中心とした縄文土器、豊穣や多産への祈りが込められた土偶の欠片、狩猟や漁労に使われた石器など、縄文時代の遺物約150点を展示販売いたします。


場所 / 倉敷意匠アチブランチ 二号室
岡山県倉敷市阿知2丁目23-10  
tel.086-441-7710

日時/ 2019年12月21日(土)〜2020年1月23日(木)
営業時間 / 10時~18時 (最終日のみ ~16時) 
会期中休業日 / 12月23日(月)、12月30日(月)〜1月3日(金)、 1月6日(月)、14日(火)、20日(月)