萩原千春さん・朋子さんの二人展が始まりました。 千春さんの作品は、使うほどしっとりと馴染んで変化してくる陶器、お手入れをするときれいに保てる磁器のコップやお皿、 生活の中で静かに寄り添い、長く長くお付き合いしていただける焼き物のうつわです。 作品の中でも、ひとつの大きなテーマとされている「注器」は、注ぎの滑らかさや水切れの良さの機能性と、見た目の色形、どちらもが魅力的です。 朋子さんの作品は、花器や蓋物、壁飾りなど。 陶器の花入れに植物をひとつ差し込むと、土にすっと馴染むように一瞬にして印象が変わりました。 どれをどんなふうに飾ろうか、使おうか、そんな持ち主の思いからどんな物語がうまれるのか、 美しく佇む作品を見ながらわくわくします。(カ)
萩原千春・朋子陶磁展「プロローグ」 2014年09月27日(土)~10月23日(木) 作家在廊日/ 萩原朋子 09月27日 萩原千春 10月12〜13日 |